こころの医療センター五色台

主な治療プログラム

退院後の日常生活を第一に考えて、治療プログラムをご用意しています。

作業療法

病気によって満足にできなくなった生活の中での行為(=作業)ができるように、ひとつひとつ丁寧に取り組みます。退院後の生活をスムーズに行えるようにすることが目的です。

集団精神療法

患者様同士がお互いの症状や悩みなどを自由に話し合う場を設けています。自己理解が深まることはもちろん、他の患者様の言葉を聞くことで新たな気づきも生まれ、治療とは違った効果が期待できます。

SST(Social Skills Training)

人との接し方やコミュニケーションの取り方、買い物の仕方など、日常での場面を想定し、ロールプレイング形式で行います。退院後の生活で支障が出ないよう、できないことや困ったことを改善していきます。

ケースカンファレンス

担当看護師が患者様の病院での様子をご家族に伝えます。症状がどれだけ回復したのか、今後どんな改善が必要なのかなど、退院に向けて具体的に話し合います。ケースワーカーも同席するので、退院後の相談も気軽に行えます。

身体リハビリテーションについて

精神科の患者様は、一般人口に比較して様々な身体疾患の有病率が高い傾向にあります。当院では身体疾患をもちながら、精神症状により一般診療科では対応困難な患者様に対して身体・精神面を併せた包括的なリハビリテーションが提供できるよう各病棟に作業療法士が配属されており、患者様に寄り添いながら個別性の高い治療の提供に努めています。

精神科電気痙攣療法(ECT)

麻酔科医の管理の元、十分な麻酔をかけて痛みや苦しみを感じない状況でパルス波治療器を用いて行う治療法です。重度の統合失調症やうつ病、双極性障害等に治療効果が高いというメリットがあり、服薬等で症状が改善しない重い精神疾患の方に有効な治療法です。

住所・連絡先

こころの医療センター五色台
〒762-0023 香川県坂出市加茂町963番地
TEL:0877-48-2700  FAX:0877-48-2886
E-mail:goshikidaihp@themis.ocn.ne.jp

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